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岸田首相「産油国に増産働きかけ」 ガソリン高騰受けて対応協議へ

世界的なエネルギー価格の高騰によってガソリンが急速に値上がりしていることを受けて、岸田文雄首相は18日午前、主要産油国に対して増産の働きかけをしていく意向を明らかにした。同日午後に関係閣僚会議を開いて対応を協議する。

先週発表されたレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は、1リットルあたり162・1円と、約7年ぶりの高値となった。首相は経済産業相など関係閣僚に対して、①今後の原油市場の動向や国内産業と国民生活への影響を注視すること②IEA(国際エネルギー機関)と連携して主要な産油国へ増産の働きかけを行うこと③影響を受ける関係業界に対して必要な対応を機動的に実施していくこと――の3点を指示したという。

首相官邸で記者団の取材に応じた首相は「主要な産油国への増産の働きかけ、これはまず大事だと思っている」などと述べた。